今朝6:00に目が覚め、
すでに登っている朝陽が、
出窓に差し込んでいるのを、
ベッドから眺めた。
令和という元号に、
友達の友達の、息子の名前のような
玄関を出て3駅先にある、
新しく建った商業施設のような距離感より、
目の前の、5月に咲く心地よい風に、
立派な原生の象徴を感じている。
「風はどこから生まれるのか?」
という大海原に船を出す問いに、
2歳の息子には早めに気付き、
真剣に航海してほしいと思いつつ、
また「電車とバスの博物館」に二人で足を運んでしまった。
が、2回目の来訪を彼もそれほど喜んでいなかった。
自分の未来を切り開くのに
もっとも重要なものは、
どんな「問い」を持つことか。
世界より広いのは、
人々の想像なのだから。
Kenji Ayabe