上野毛〜駒沢 自由が丘駅を経過し、大井町線の上野毛駅を下車。 一路、あえて順路を放棄して。 所有物と、ゴミの境目にある “宙に浮いた” マスク、 人懐こい猫のように出会い方で。 2時間ほど歩いた末、身体の芯から冷えて、僕の脈の波は凪いだ気がした。 古さだって、成長する。生とは無関係にだ。なんて無敵。 自分のためでない食事は、一体、なんの為かを、時々考える。 外食している時以外にね。 (写真=筆者) Kenji Ayabe