LETTER
夏の つまり
あっちゃ こっちゃ
暑よね。
黙ってテーブル肘をついて、
氷をがりがりかじってます。
鼓がぽんっとあおい空、
わたしの短パン捧げます。
蝉の洒落鳴きイヤなひと、
子供がわ〜っと泣くように、
扇風機にうるさ〜っといじけるの。
わたしはかまっちゃいませんの。
昨夜はニジマス戴いて
気分上々、おひつだおひつだ。
夏などかまっていたのなら、
いつまで、夜がこないっしょ。
あの人、帰ってこないっしょ。
Kenji Ayabe
あっちゃ こっちゃ
暑よね。
黙ってテーブル肘をついて、
氷をがりがりかじってます。
鼓がぽんっとあおい空、
わたしの短パン捧げます。
蝉の洒落鳴きイヤなひと、
子供がわ〜っと泣くように、
扇風機にうるさ〜っといじけるの。
わたしはかまっちゃいませんの。
昨夜はニジマス戴いて
気分上々、おひつだおひつだ。
夏などかまっていたのなら、
いつまで、夜がこないっしょ。
あの人、帰ってこないっしょ。
Kenji Ayabe