kenji ayabe

NOTE

8月 備忘録

 

「無糖で 格好のつく 音楽」

 

そろそろ、携帯を買おうと思ってる日々。

 

 

 

■8月 Ayabe家の珈琲豆

ブラジル:ボンジャルディンイエロー ミナスジェライス州

インドネシア:スロトコ スラウエシ島トラージャ地区

 

 

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※ヴァンジ美術館 撮=筆者

 

 

■ジェームスアンドチャーリー 5周年の録音

 

J&C初の本格的なレコーディングスタジオでJCバンドメンバーと録音。

人生で最も楽しく、身を任せたひと時だった。

音楽的なコンプレックスの塊理のような僕を、

彼らは包み込んでくれた。

 

昔デビューしたバンドのマネージャー氏が最近に創立したスタジオを快く貸してくれたり、マスタリングまでの全員がぼくの友人で最後の最後まで、笑いが絶えなかった。

 

 

■祖母の納骨

父親とふたり、車中では生前の祖母の話を聞きながら、

父はシロっプ入りの珈琲を、ぼくは無糖を飲んだ。

 

 

彼はいつも、

大海原を渡る木船の木製オールを漕いでいるような顔で、

太陽の日に黒々と焼けた言葉をつぶやく。

 

そして、彼は寂島に住んでいる。

その島を、ぼくが発見することは永遠にないだろう。

 

 

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※ヴァンジ美術館 撮=筆者

 

 

■クレマチスの丘

妻の誕生日に、7ヶ月になる息子とヴァンジ美術館へ行く。

彫刻家ヴァンジさんの美的な「間」がとても良かった。

あれを音楽で表現できたら良いんだけれど。

 

 

■谷川くん演奏家としての舞台

早朝からの人間ドッグ→胃カメラ→三越劇場の流れで、

やや疲弊気味の食道でしたが、

最後のクライマックスで演奏したJ&C最新曲でほろりときた。

 

稽古中に、最後の曲を演出家さんと迷っている時に、

出来上がったばかりの新曲を聴かせたところ、

採用となったそうだ。

正直言って、歌詞が十分すぎるほどに構成とリンクしていたので、

飲み込んだ涙は、食道を治癒するのでした。

 

それにしても、前回同様、谷川くんぐらいしかあれをやれる人はいないと思う。

あれだけギターが弾けて、歌えて、。

ただ、舞台から見切れ(楽屋)たら銀玉です。

 

 

■solo

渓谷に流れる、青い川を下る。

やはり小舟に仰向けになり、

私の寂島へと、ハックルベリーフィンのように。

 

 

ひかりの中には、

誰が住むの。

そこは、

死んだ人だけが、

幸せに暮らせるのさ。

 

 

Kenji Ayabe

7月 備忘録

 

「人生は旅」は、実感ではない。

むしろ人生は、眠りに置かれたロウソクに映る。

 

ただその歌は、か細い火を揺らして、

優しい夢へと導く。

 

 

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※スウェーデン スカンセン  撮=妻

 

 

■7月 Ayabe家の珈琲豆

エチオピア:イルガチェフェ ナチュラル City

パナマ:コトワ・ダンカン ナチュラル High

パナマ:ゲイシャ

 

 

■ジェームスアンドチャーリー tour 2017「5 & FESTA 」

 

J&Cは 5年育んだ樹のよう、

青々とした葉を。お話盛りだくさんで。

 

soloは 相変わらずに、

Still lifeみたいに眺めてください。

 

ーTourー

09/18(祝・月)
 東京 祐天寺 FJ’s
09/26(火)
 福岡 TAGSTA
09/27(水)
 
岡山 城下公会堂

09/28(木) 神戸 旧グッゲンハイム邸 ←New
09/30(土)
 京都 SOLECAFE
10/1(日)
 名古屋 sunset BLU
10/2(月)
 
金沢 もっきりや
10/25(水) 宇都宮 COFFEE RUMBA.
10/26(木)
 
静岡 LIVING ROOM
10/28(土)
 
大阪 西長堀 cafe Room
10/29(日)  東京 Grapefruit Moon
10/31(火)
 
札幌 musica hall cafe

 

 

またお会いできるのを、

心から楽しみにしています。

出席簿とりたいくらいに。

 

 

■祖母

某国立大学で英文のタイピストだった祖母。

紅茶に大さじ1杯のブランデーと砂糖を入れた祖母。

庭に薔薇が美しい園を育てた祖母。

私の素敵な魔女が死んだ。

 

私は彼女の(いまなお)愉快な孫だ。

 

 

Kenji Ayabe

 

6月 備忘録

〈北極のコース〉

私たち家族は遊歩道の歩行者で、

ガラス柵のむこうでは、

ペンギンが描かれた岩肌のうえ、

真夏の日差しを振る舞う。

 

 

■7月 Ayabe家の珈琲豆

ケニア:中央州ニエリ県マシライースト地区 ンディマイニファクトリー

タンザニア / コロンビア / ガテマラ :coleto オリジナル mix

日々iceで。豆はより細挽いて、ペーパーは厚めのに。

3年前のちょうど今頃、イタリアで3週間ほど滞在していた時、ice紅茶も珈琲もiceがなくておどろいた。

1€でcafe(エスプレッソ)が至る所で飲めた。

近所にそんな寄りどころがあれば、自分で珈琲など淹れない。

いちいち面倒なのだ。美味しく淹れるってのは。

 

 

■U&DESIGN 6/29 FEVERを終えて

静かで暑い夜だった。

 

アチコさんが特に素敵で、

舞台の袖でずっと気持ちよく聴いていた。

なんか子供の頃、近所にあぁいう姉ちゃん欲しかった。

 

わたしたちのライブは、

いつも通り、いいセッションだった。

文学的に自由になるための。

 

 

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〜裏のおはなし〜

26日 PM 21:00 須藤よりMail

「こんな曲なんですけど、どうですか」-添付ファイルMP3-

新曲のデモ音源を受信。

27日の13時~16時が最終リハ。

頭がイカれている。翌日までに歌詞を書き、曲を覚え、弾きながら歌えるかっちゅうの。

今夜は別の用事だっちゅうの。

でも、断われる甲冑の。

 

そういえば10年前くらいのLiveの当日、

入り時間に集まるBs須藤とDr鈴木に、

「ちょっと新曲作ってきたから、今日本番やって」

と言って、本番にやってもらったことがあった。

 

お互い様だね~

 

 

 

Kenji Ayabe

 

 

6月 下旬

 

梅雨がくる前に

はじめること。

 

 

■U&DESIGN リハーサル 日和

 

昼過ぎ、ご飯を食べそこね、まだ手帳に詩を書きつづけていると、

一台の車が向こうの道を通り過ぎるのが見えた。

 

須藤の車で20分先のStudioへと国道を走る。

照りつける日差しは、フライパン街にいる私たちを焦がす。

 

 

 

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20代後半、ふたり揃って『銀座ライオン』でBeerを飲んだことがあった。

 

私たちが、私たちのために、

大人になろうとすることで、

不毛な頓挫をすることがまれにある。

 

 

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今思えば、

中学部活動の最中に味わった、

成長痛のようなものだったのかもしれない。

 

 

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際限なく、垂れつづけている時という闇の中で、

私たちは京都の清らかな小川にまかせる水草のように、

成すがまま、訪れる季のように流れようと。

 

それが今、『らしい』所作なのかもしれない。

 

 

Kenji Ayabe

 

6月 上旬

 

 

ときには、人生はただコーヒー、

それがどれほどのものであれ、

一杯のコーヒーがもたらす親しさの問題だということもある。

(リチャード・ブローティガン)

 

 

■6月のAyabe家の珈琲豆

インドネシア:バリ島キンタマーニ郡 インテンデワタ ナチュラル

コロンビア:カウカ県ポパヤン地区 エル・サンツァリオ農園  ウォッシュド

コスタリカ:タラス地区 リカルド エルナンデス FW ウォッシュド

豆の粗さを少し変えてみること。

毎日していたことを、ちょっと変えるって、勇気いるね。

その先の山に登ること。

 

 

■福岡伸一 知恵の学校

愛読書『動的平衡』の著書で、数年来のファンである福岡先生の講義を受けてくる。

現在N.Yで教鞭を振るう、ロックフェラー大学での生物学者なわけで、先生にサインを書いてもらうときは、人生で一番緊張したわけで。

 

 

■ソール・ライター写真展

Bunkamuraへ、家族三人で写真を眺めているのだけれど、

子供の彼がいちばん楽しんで見ていた。

妻の胸に抱かれながら、できるだけ小さな声で笑うようにしていた。

 

 

■6月29日

U&DESIGNのLiveはぜひともご来場頂きたいです。

はやばやと、今年はこれで最後になるかな。

また、いつ会えるでしょうか。

 

※ご共演には、アチコ(Ropes)さんが追加されましたね。

 

 

幸せだと、音楽って作れないもんだ。

幸せだと、音楽が楽しく聴けるもんだ。

 

 

素敵な日々を。

 

 

Kenji Ayabe

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