kenji ayabe

LETTER

孤独が満たされたとき

唯一の私に

私はなりそこなった

 

荒涼とした陸地を歩く

“唯一の私”の目には

私など映っていなかった

 

素肌に いちばん遠い私

誰に逢うことない

私の 美

 

Kenji Ayabe